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2013年3月 6日 (水)

田辺三菱製薬との定期協議

少し前のことですが、2月末に、田辺三菱製薬との継続協議が大阪で開かれ参加しました。基本合意にのっとって開催されており、今年で4回目の協議でした。

原告団の要求事項は、主にこの3点です。

① 薬害肝炎事件についての社内検証を行うこと

② 社内での薬害教育に被害者の声をとりいれること

③ 未告知者解消のためのカルテ調査を自発的・積極的に行うこと

結果は前年までとほぼ同じで、

①については、薬害エイズ事件ですでに検証済みなので、あらためて肝炎については行わない。

②については検討している。

③については現在やっていること以外はやらない。

昨年までの協議で、原告団のいくつかの要求に、「検討します。」という回答をしています。しかし、今回にいたっては、「検討したかどうかを回答する約束はしていない」という返事に終始しました。

2時間の協議でしたが、人の命や健康に携わる仕事をしている製薬企業とはかけ離れた発言と態度でした。

そんなことは訴訟中から知ってはいましたが、社会的制裁を受けたことで反省し、少しは改善しているのではないか、変わって欲しいと協議に臨みました。

しかし、田辺三菱ははなから何もやるつもりはなく、基本合意書に書いてあるからという理由で臨んでいるとしか思えませんでした。

いまだ自らの感染すら知らない人も含めて、どれだけの被害者が存在するのか?薬害であることを隠ぺいし、長年放置していたため、今では真相さえ明らかにできません。

被害者には何一つ非はないにもかかわらず、多くの命が奪われ、人生が狂わされました。

たくさんの人が病気の進行に怯えながら、何十年もの闘病を強いられています。そして、無念のうちに亡くなっています。唯一の治療法であるインターフェロン治療にはたくさんのリスクがつきまといます。

2008年9月。大阪での和解協議の席上、当時の葉山社長は原告団に謝罪し、薬害を二度と起こさないよう最大限の努力をすると約束しましたが、それも口先だけのことだったのでしょう。

田辺三菱製薬は、この悲惨な薬害事件を真摯に反省し、何らかの形で社会に還元してほしい。そういう気持ちで臨んだ協議でしたが、これで終了となりました。何も得るものがありませんでした。

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