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2006年9月14日 (木)

いろいろ考えたこと・・・

     期待とのギャップ

大阪で『臆病な判決』が出ても福岡では全面勝訴を勝ち取り一気に全面解決に向かうのではないかという期待を強く抱いていました。いや、絶対に全面解決になると信じていました。8/29の判決前集会は原告・弁護団や福岡支援の方々、そして熊本支援の方々の頑張りによって大成功を収め、その勢いで勇気ある判決を受けるはずでした。

しかし結果は「勝訴」。国の責任が拡大した一方で7人が敗訴するという重苦しい勝訴でした。そして、全国リレー集会と抗議行動・要請行動が繰り広げられる中で厚生労働大臣は面会を拒否、国・厚生労働省は早々と控訴を表明しました。

     何が足りないのか?何が問題なのか?

こうも簡単に、そして私たちをあざ笑うかのように面会拒否、控訴が出来るものなのか?何が足りなかったのかずーっと考えていました。まず川崎二郎氏が政治家としての資質に欠けていた点、そして国民の側に意識が向いていなかった点。これは政治的な不運である。しかしもうすぐ大臣を辞めるのだから、後は三重一区の有権者が彼をどう評価するか見守るしかない。彼は今のままでは国会議員としては失格だ。厳しい審判を下して欲しい。

次に政治家の動きが鈍い。国の責任範囲が拡大しているとはいえ、クリスマシンでは負けているので政治家による完全決着の行動にブレーキが掛かってしまっているのかもしれない。でなければ国の責任に基づくフィブリノゲン製剤の被害者救済・治療体制の確立など声が挙がってもよさそうだが、まだその動きは見えてこない。せめて国・厚生労働省の責任逃れに対する糾弾は大々的に行われてもいいのではないかと思う。

次に国の5地裁の判決を待つ姿勢が問題だ。大阪・福岡ではすでに双方控訴し、あと3地裁では係争中なのだから、少しでも国側に有利な判決がでることを期待しているのかもしれない。しかし、時間稼ぎは彼らの常套手段。熱しやすく冷め易い日本人気質を充分に把握して今騒いでいてもそのうち関心は他に移ると踏んでいるのだろう。

また、厚生労働省が私たちを見ているとしたら、現時点では怖くないと判断しているのではないかと思う。世論の高まりも、国民の怒りが頂点にも達しないと判断していると思える。しかし原告の力強さは認識していると思う。だからこそ接触を頑なに拒むのだ。しかし、結局は支援の力がナメられている、腹が立つが現在は確かにまだ爆発的な支援の発火には至っていない。彼らが恐れるのは「そんなにひどい事をしてきたのか?」「そんなひどい事をしておきながら、まだそんなことをするのか?」「何人の命を奪えば気が済むのか?」という世論ではないかと思う。

■それでも次の判決を期待し、地道な活動が一気に爆発することを願う

P20060909 いずれにしても12月に予定されている東京判決を期待したい。そして3年4年と訴えてきた原告・弁護団、連携して闘ってきた5都市をはじめとする支援の動きが、ゆるやかに拡大を続けていると思われる関心から一気に世論の高まりへの火種となって発火、爆発することを願っている。

 私たちは被害の実態と国や厚生労働省の悪態を訴え続け支援をお願いするしかないと思う。訴訟では薬害HIVでは引火まで6年7年、ハンセン病では2年3年の歳月が掛かっている。もう充分に引火してもいいくらいの原告をはじめとする命をかけた訴えが行われているのだから、これまでの闘いもこれからの闘いも無駄にさせてはならないと思う。今できるとは、伝えていくこと、それを諦めずに続けて行きたいと思う。(KIYO)

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コメント

出田さんのいうとおり、地道に運動をすることに原・弁とも倦まず弛まずに歩み続ける原動力は何か、と私もつれづれなるままに考えています。いつもいつもそれで頭がいっぱいです。ハンカチリレー集会もそんな中、ウンウンと唸って出てきたアイデアでした。今後も大胆にしなやかに、こばし的には「歌舞いて」「傾いて」、敵を後悔させたい、と思っています。一度熊本にもおじゃましようかな?マジデ・・・。

熊本にもマジで来てくださいよ。なんにもないけど、あつ~~い支援者がいます。馬刺しでおもてなしします。

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